COLUMN
風邪の大部分はウイルス感染症です。風邪のもとになるウイルスは色々あって、それがのどや鼻の粘膜などに住みついていますが、体に抵抗力があれば、その活躍は許されません。
ウイルスに対する抵抗の主役はインターフェロンです。
インターフェロンはタンパク質です。そして、それを体内で作るのにビタミンCがいります。だから、普段から、タンパク質とビタミンCとをたっぷり摂っていれば、ウイルス性の風邪を引くことは、まずありません。
体を作る全ての細胞は、インターフェロンを作る能力を持っていますが、そのための条件として、適当な温度がいります。温度が低いと、インターフェロンが作れないのです。
よく、風邪は足から引く、などといわれます。足が冷えると、そこの血液の温度が下がるでしょう。全身の血液は次から次と冷たい足のところへ行って、冷やされて体内を循環します。それで、膀胱が冷えたり、関節が冷えたりします。すると、そこに風邪の症状が出てくるのです。鼻やのどが、たいていは真っ先にやられます。それは、そこが冷えやすいからです。
病院食が患者のためを思っていないなどといったら、どんな病院も怒るでしょう。どう考えても、病院で、病人のためにならない食事を出すことなどあり得ないことです。
ただ一つの問題は、病院食の献立を作る人が栄養士さんであることにあります。栄養士さんの考え方が間違っていれば、食事も間違ってくるはずではないでしょうか。
糖尿病患者の病院食は、低カロリー食です。それは、原則的に正しいことですが、低カロリー食は得てして低タンパク食の性質を持っています。低カロリー食でも高タンパク食が好ましいのですが、それには特別な工夫が必要で、病院食には望めないことなのです。
肝臓病患者の病院食は低脂肪食です。それは根拠のないことではありませんが、低脂肪食となると、必須脂肪酸を摂り損なう恐れがあります。しかし、これでは思うような回復は望めません。
腎臓病患者の病院食は低タンパク食と決まっていました。尿にタンパクが出るのだから、タンパク質を減らせ、というのが古い考えの中にありました。でも、それは間違いです。
心臓が強化されるかどうかは、心臓に病気がある人の関心事で、心臓に問題のない人は、そんなことを気にしないだろうと思います。
心臓に問題のあることが自覚されるのは、不整脈のような異状によるのが普通です。不整脈とは、その字の通り、脈が速くなったり遅くなったり、心臓の拍動のリズムが狂うことです。心臓というものは、リズミカルに規則正しく血液を送り出すポンプの働きの器官です。そのポンプを動かすエネルギーに余裕があれば、拍動のリズムは狂いません。不整脈という気味の悪い現象は、心臓のエネルギー不足の反映なのです。
そこで、心臓のエネルギー発生のためには、何が必要か、という問題が起きてきます。
心臓は筋肉で出来ているために、その実質を心筋と呼ぶことになっています。
心筋のエネルギー発生には、ユビキノンともコエンザイムQともいうビタミンが欠かせません。だから、不整脈の人は、ユビキノンを摂ればよいわけです。
三石巌著『知らないと損する健康100の知恵』P76~81より